アレッポの石鹸から思い出したこと・・
昨日、町へ石鹸を買いに行きました。洗顔にも洗髪にもと、馬油石鹸がとても気に入っていて、ドラッグストアに「あるかなぁ〜?」と、他の買い物のついでにちょっと・・。
シャンプーじゃなくて、石鹸コーナーです。「北海道のオーガニック馬油石鹸」??とか、何種類かありました。
・・隣には、「アレッポ石鹸」がこちらも何種類か、置いてありました。そのうちの一つを手に取って、裏に書いてある説明書きを読みました。最後に・・
「原産国:トルコ」
シリアのアレッポ地方で、古来から製造されている天然100%の石鹸がいわゆる「アレッポの石鹸」です。
その説明書きには、「昨今のシリア内乱の影響で、アレッポでは石鹸を作ることができず、やむを得ず隣国のトルコに工場を移し、生産を続けております。」
そう・・・ちょっと忘れかけていました。これがいまのシリアの人々の生活なんですよね・・↑
私たちの友人、もうほとんど家族(親戚)みたいになっているアラブ音楽ウードを弾いている彼は、「シリアって、昔はとっても美しい国だったんだ・・・」
って、遠い空を見上げるようにつぶやいていました。わたしだって、そう思う・・
世界史になんだかとてもワクワクしていたころ、シリアって夢の異国だった。古代オリエントからはじまって。OL生活のあと、外国に旅したのも、「古代オリエント」が心を動かしたんだし。
この写真に映っている男の子はどうしているのだろう・・・?後ろから両手に荷物をいっぱい抱えているおじさんは?この子のお父さんだろうか・・?
・・・つづく
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