ガイアのうた

ゾウの一家、水遊びで暑さしのぐ 独動物園

【8月11日 AFP】ドイツの首都ベルリン(Berlin)にあるティアパルク(Tierpark)動物園で10日、ゾウの一家が水遊びをして暑さをしのぐ姿が見られた。赤ちゃんの「エドガー(Edgar)」も泳いだり家族の上に乗ったりと大はしゃぎの様子だった。(c)AFP BBNEWS

 

 今日はドイツの動物園で、象さん一家の暑い夏のしのぎ方をご紹介します。

 我が家の地区は、ほとんど毎日のように市役所から「熱中症対策」への有線放送が流れていますが、皆さまのお住まい地域はいかがでしょうか?

 

 

いまでは扇子で風を起し、涼んでいる方を、あまり見受けなくなりましたが・・

 

 

「扇」の語源は「あふぎ/あおぎ」 扇ぐものということです。 扇(おうぎ)はもともと日本でつくられたものだそうです。

 

 

 それが、中国へ渡って扇子(せんす)と呼ばれ、また日本にUターンし、その言葉が日本に伝わったのだそうです。

 中国からアジア、ヨーロッパまで伝わっていき、今では先人たちの作り上げた、たいへん粋な「涼しい夏を過ごすための日本文化」が世界中で使われています。 また風を起こすだけではなく、穢れ(けがれ)などを祓うためにも扇ぎます。そんな意味から日本の儀式や芸能、祭りには欠かせないものとなりました。

 

 写真は中国の舞踊やインドネシアのバリ舞踊に使われている扇です。

 

 

 

 

 形はいろいろありますが、 特に扇子を閉じても、先が開いたままの形は「末広」と呼ばれるようになりました。 そして・・ いつしか扇全体もそう呼ばれるようになったそうです。 「末広」・・・行く末が栄え、広がって行きますように・・・ 扇げば扇ぐほど、幸せを呼びそうな気になってきました。

 

暑中お見舞い申し上げます。

 

  さて、扇が日本で生まれたのに対して、団扇は中国で生まれたものだそうです。 日本名の由来は、「打ち羽」、もともとは蚊や蠅を打ち払うものだったようです。 相撲の行司が持つ「軍配団扇」や、天狗の団扇にも、こちらの意味から来ているのかもしれません・・

  よく「左団扇」という言葉を聞きます。 利き手でない手では、何も打ち払えないでしょう・・ 左手で、ゆったりと団扇を動かしている様子から、優雅な暮らしのたとえを表しています。 (参考文献: 美しい暦のことば)

 まだまだ暑い夏が続きます。 電気にあまり頼らない夏を過ごす工夫を、わたし達先人の智慧から教えてもらうのも良いですね・・ 簾、風鈴、打ち水。 そして、山盛りにしたかき氷と冷たく冷やしたスイカも。

 

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