長野県茅野市「少林山頼岳寺」岸田裁可ご住職のおはなし
わたし達夫婦が20数年来ご縁をいただいている岸田裁華禅師さまの「年頭のごあいさつ」をご紹介いたします。岸田裁華禅師さまは、現在長野県茅野市の「少林山 頼岳寺」で、ご住職をされておられます。
(頼岳寺三十六世)頼岳寺URL:http://www.raigakuji.or.jp/
年頭にあたって
平成三十年戊戌年を迎え、謹んで皆様のご多幸とご繁栄を祈念申し上げます。
「一年の計は穀を植ゆるにあり、十年の計は樹を植ゆるにあり、百年の計は徳を植ゆるにあり、人の最も植ゆべきものは徳なり。」という言葉がありますが、人間にとって一番大切な事は人格形成にありということでしょうか。
わたしの小僧時代、よく師匠から「陰徳を積め」、「しっかり勉強をして大ばかになれ」と教えを受けましたが、生涯をかけての修行と、今でも心に刻んでいます。
反省そして整理と整頓
今年は戊戌(つちのえいぬ)の年。この年は木や花でたとえると、戊(ぼ)は茂と同意で葉が茂ること。戌(じゅつ)は葉が落ちて陽気を根に温存することに たとえられます。葉が茂りすぎると枝を切って剪定をしたり、間引いたりして徐々に風通しを良くし、日光を取り入れなければなりません。
人間も日常生活の中で煩雑な事が増えてきますと、時々反省をし、身辺を整理し整頓することをします。思えば、人間にしかできないこの行為は人生の中において最も大切なことの一つではないでしょうか。年頭に当たって尋思黙考すること頻りです。
因みに、反省の反は「思い返す」。省は「不要な物を省く」。整理は「要るものと要らないものを分けて要らないものは捨てる」。整頓は「要るものを使いやすく並べる」と物の本に書いてあります。
今年も「元気で明るく仲良く、そして簡素で簡単生き活きと」修行したいと思っておりますので、宜しく御交誼のほどお願い申し上げます。
2014年(平成26年)に配布しました「こころをつなぐ歌」
岸田裁華禅師からご支援をいただきました。
伊藤公朗:シタール・スヴァラマンダラ
伊藤美郷:ヴォーカル
伊藤快:コーラス、ギター
☆音源視聴できます。
1. なーむ 幼子が母から聴く子守唄のように
2. 三つの宝もの 優しくこころを包む三つの宝もの
3. 花まつり お釈迦さまのお誕生日を楽しくお祝いしましょう
4. こころの誓い こころに光を灯して生きてゆく・・
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