ガイアのうた

節分草

 

山下景子著「美しい暦のことば」より。

1月30日~2月3日ごろ。
「𨿸始乳/ニワトリハジメテトヤニツク」

「乳」という漢字は、卵をかえすという意味の部首と、子授けを神に祈るという部首を組み合わせたものだそうです。

 もともとは「産む」という意味だったものが、「育てる」→「乳」へと変化していったとか。

「とや」と読ませているのは、「鳥屋/とや」のこと。鳥を飼っておく小屋のことです。

「𨿸始乳」というのは、
鶏が小屋で卵を産み始める時期だということだそうです。

 鶏は本来、冬には卵は産まず、日照時間が長くなると産み始めるのだそうです。

 

 

「立春」を1年のはじまりとしていたころ、春の「節分」は1年の最後の日ということで、大晦日と同じような様々な年越しの行事が行われていたそうです。

「節分草」の由来は「節分」のころに咲くということで名前がついたそうです。
季節の分かれ目に咲く花・・・

「節分草」が咲いているのを見つけたら・・・
次の日から、もう春です。 (「美しい暦のことば」より)

 悲しいことに、現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって「節分草」は希少植物になっているそうです。

 

 

 

 

 

<ガイアのうた>おすすめ本

美人の日本語 (幻冬舎文庫)

「花明かり」「綺羅」「手弱女」など美しい日本語を、日めくりカレンダーのように一日一語・1年366日分を紹介する。たとえば10月31日は「玉響」。玉とは宝石のこと。宝石が揺れるほんのわずかな時間のことを「玉響」という。貝寄風、東雲など自然を表す言葉や福寿草、相思草など草木の名前も収録。口にするだけで心が綺麗になる一冊。

 

 

 

二十四節気と七十二候の季節手帖

「立春」「雨水」「啓蟄」…一年を二十四等分した二十四節気。それをさらに三つに分けた七十二候。日本には豊かな季節の移ろいがあります。

 

 

 

 

大切な人に使いたい美しい日本語

 恋人、家族、親友……。大切な人への想いを美しい言の葉に込めて。「言葉の達人」たちが、かけがえのない人へ贈った言葉50選。

 文豪、詩人、芸術家…「言葉の達人たち」が心を込めて使った言葉50選。恥ずかしがらずに、かけがえのない人へ言葉の贈り物。

 

 

しあわせの言の葉

 私たちに残された言の葉。豊かな言の葉の茂る美しい風景が、あなたの心にも広がっていきますように…。凛とした日本の女性たちが残してくれたしあわせを導く言の葉集。

 

 

 

 

大切な人へ贈る 手紙にそえる季節の言葉 365日

 手紙は贈り物。
印象的な手紙を書いてみませんか。
花日和、陽炎、黄落、寒影……。
豊かな季節のめぐりから、数々のことばが生まれました。
 365日いつもかたわらに、季節のことばの情緒に触れ、
大切な人へ手紙をつづるための1冊です。
一筆箋の使い方や便せんの選び方、
手紙の定型文の書き方などコラムも充実しています。

 

 

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