「草萌え」のころがやって来ました
昨日は一気に若葉のころのような一日になり、ず〜っと閉じこもっていたわたしは、やはり一気に畑に飛び出し、「まずは、草取り。」と、野良仕事をしました。秋の収穫以来、ほぼ4ヶ月ぶり。
まあ・・野良仕事とは名ばかりです。ちょっとした真似事です。畑の土はホカホカと柔らかく、この冬の厳しい寒さを思い出すことはちょっと難しい感じでした。住み始めて以来の寒さ、氷点下15度を経験しました。
草木萌動・ソウモクメバエイズル
草木が芽を出し始めることを、「下萌・シタモエ」「草萌え」といいます。
この時季、小さな芽が土の中や木の幹からちょこんとのぞいているのを見つけることができるかもしれません。
現代人はせっかちになってしまって、咲いた花や実しか見ていないような気がしますが、いきなり花が咲いたり実ったりすることはないのだということを忘れたくないですね。
この芽が成長していくまでには、まだまだいろいろなことがあるのでしょう。
それは私たちの心に芽生えたささやかな夢や想いと同じ。
春の太陽のような眼差しを注ぎ続けてこそ、育っていくものなのでしょうね。
「美しい暦のことば」山下景子
なんと、畑の隅っこには「つくし」も大きくなっていました。→
こちらはパクチー(コリアンダー)↓
<ガイアのうた>おすすめ本
日本には二十四の節気と七十二もの季節があることを知っていますか?
鶯の谷渡り、蛍狩り、半夏雨、十三夜、落ち葉焚き、ふろふき大根、
旬の野菜や果物、魚、野鳥、草花、折々の風や雲の名前。
旧暦は心と体で感じる日々の楽しみに満ちています。
四季のある国に生まれた喜びを味わう
自然によりそう、昔ながらの生活を大切にしなおすことの中に、
人が自然と結びつき、生き生きと暮らせる知恵が宿っています。
「花明かり」「綺羅」「手弱女」など美しい日本語を、日めくりカレンダーのように一日一語・1年366日分を紹介する。たとえば10月31日は「玉響」。玉とは宝石のこと。宝石が揺れるほんのわずかな時間のことを「玉響」という。貝寄風、東雲など自然を表す言葉や福寿草、相思草など草木の名前も収録。口にするだけで心が綺麗になる一冊。
「立春」「雨水」「啓蟄」…一年を二十四等分した二十四節気。それをさらに三つに分けた七十二候。日本には豊かな季節の移ろいがあります。
恋人、家族、親友……。大切な人への想いを美しい言の葉に込めて。「言葉の達人」たちが、かけがえのない人へ贈った言葉50選。
文豪、詩人、芸術家…「言葉の達人たち」が心を込めて使った言葉50選。恥ずかしがらずに、かけがえのない人へ言葉の贈り物。
私たちに残された言の葉。豊かな言の葉の茂る美しい風景が、あなたの心にも広がっていきますように…。凛とした日本の女性たちが残してくれたしあわせを導く言の葉集。
手紙は贈り物。
印象的な手紙を書いてみませんか。
花日和、陽炎、黄落、寒影……。
豊かな季節のめぐりから、数々のことばが生まれました。
365日いつもかたわらに、季節のことばの情緒に触れ、
大切な人へ手紙をつづるための1冊です。
一筆箋の使い方や便せんの選び方、
手紙の定型文の書き方などコラムも充実しています。
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